『CODEリョーコ』(原題:Code Lyoko)は、従来のアニメーション技術とCGIを用いたフランスのテレビアニメシリーズである。
概要[]
フランスでの初回放送は2003年9月にフランス3で行われ、アメリカ合衆国での初回放送は2004年4月19日にカートゥーンネットワークのMiguzi枠で行われた。日本では『CODE リョーコ』のタイトルでトゥーン・ディズニー(のちのディズニーXD)で放映された。またこのアニメの他言語版はいくつか制作されており、世界中の国々のうち、80%以上の国々で放送が行われている。
フランスではフランス3とCanal Jで行われている一方、アメリカ合衆国での放送は第4シーズンで止まっているが、再放送はカートゥーンネットワークのビデオ・オンデマンドサービスとカビリオンで見ることができる。第78話はカートゥーンネットワークで放送されなかったが、カビリオンとオーストラリアのカートゥーンネットワークでは放送された。
Antefilmsが第1シーズンの制作を行っていたが、現在はMoonScoop Groupが制作を行っている。なお、ライセンス・配信はタフィ・エンタテインメントが行っている。
このアニメの劇場版制作も検討されたが、共同制作者とのトラブルで遅れている。
2013年1月には続編の『コード・リョーコ・エボリューション』が放送されている。
あらすじ[]
スーパー・コンピューターの内部に存在する「リョーコ」 という仮想世界がコンピューターウィルス・ザナに支配されている。そしてザナは現実の世界に目を向けた。「リョーコ」の存在を知るジェレミー、ウーリック、オッドそしてユミの4 人の学生たち。彼らはザナの現実世界への攻撃を阻むため、「リョーコ」に住む仮想人型ロボット(バーチャル・ヒューマノイド・クリーチャー)のアイリータと共に、勇敢に戦う。
登場人物[]
- アイリータ
- ジェレミー・ベルポア
- 石山ユミ
- オッド・デラ・ロビア
- ウーリック・スターン
- ウィリアム・ダンバー
- エリザベス・“シシー”・デルマ
- ハーブ
- ニコラス
- ミリー
- タミヤ
- ジム・モラレス
- フランツ・ホッパー
- ザナ
- 石山ヒロキ
用語[]
- タワー
- エリア各地にある筒状の建築物。この中から各エリアにアクセスできる。
- エリア
- リョーコ上に存在する5つの世界。
- スーパーコンピュータ
- 工場の中にある巨大なコンピュータ。なぜ存在するかは、不明。
- 実体化
- リョーコから現実世界に転送する機能。
- ヴァーチャライゼーション
- 現実世界からリョーコに転送する機能。
- ザナモンスター
- デジタルの海
- 各エリアごとの地面の下にある海のようなもの。
- ザナの波動
- ザナがタワーを起動した際に発生する現象。
- ゴースト化
- マシン
- カルタゴ計画